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「むっつり赤ずきんくんからは逃げられない」(五斗)一途な愛を“わからせ”してくる(いろいろな意味で)重い男、最高【TLマンガ感想】

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自腹で買った本当に面白い作品のレビュー、今回は五斗さんさんの「むっつり赤ずきんくんからは逃げられない」です。2023年1月現在、「DLsiteがるまに」でのみ購入できます。R18作品ですが、ほんっとうに萌えるので18歳以上の人はぜひチェックしてみてください。このレビューが、購入の参考になれば幸いです。

目次

一途な愛を「わからせ」してくる(いろいろな意味で)重い男

現代OLが童話の「赤ずきん」の世界にオオカミとして異世界転移してしまい、元の世界に帰るために赤ずきんである騎士団長の頭巾を奪おうとする。

五斗さんが描く乙女向け同人作品「むっつり赤ずきんくんからは逃げられない」のストーリー導入です。

この作品の魅力は、一言で言うと「わからせ」。

むっつり赤ずきんくんからは逃げられない

198cm、92kgというあまりにも“恵体”な筋肉騎士団長ことルブルに、主人公のオオカミ・カムイは成す術もなくわからせられます。

強い男が圧倒的な体格差・体力差で「わからせ」てくるんですが、「わからせ」と言っても男性向けの「生意気な女に身の程をわきまえさせる」という文脈ではありません。

愛の重さを「わからせ」てくるんです。

五斗さんはpixivで試し読みを大量に公開してるので、ぜひ見てみてください。

ルブルの「わからせ」の魅力を支えるのは、なんといっても五斗さんの絵力。

かわいくて柔らかい女の子と、筋骨隆々の圧倒的“雄”の対比で、体格差・体力差をこれでもかと見せつけてきます。

たぶん、五斗さんは筋肉が大好きなんでしょうね。すごく楽しんでルブルの強靭な体を描いてるのが伝わってきます。(ルブル、腕の血管が常時浮いててめちゃくちゃ注射打ちやすそう)

「通常ver」と「汚喘ぎver」を用意するHシーンへの情熱

84ページでめちゃくちゃ濃厚なHシーンが描かれているのですが、このマンガのすごいところは「通常ver」と「汚喘ぎver」の2バージョンのデータが用意されているところです。

なんじゃそりゃ?って人用に一例を挙げると、「通常ver」だと「ひっ」「あ゛」という喘ぎ声が「汚喘ぎver」だと「っほ」「お゛」になっているイメージです。

確かに、「汚喘ぎ」が苦手な人はいるかも……? でも五斗さんは好きなんでしょうね(笑)。

ニーズと自分のやりたいことに合わせて別バージョンを作る情熱、同人ならではですごくいい。

そのほかにもHシーンのみほんのりピンクの色を付けた「ピンク仕様」もあります(笑)。

「むっつり赤ずきんくんからは逃げられない」はHシーンが本当にすごくて。

Hシーンにかけているページ数もそうですが、定点カメラで撮ったような、アングルを固定し同じ構図で描くエロマンガ頻出の演出、さまざまな角度からこれでもかと繰り出される挿入シーン、どちらかと言うと成年誌っぽい性描写。

それでいて、2人の手の絡みだけの1枚絵だったり、ルブルが見下ろしているカムイ視点の1枚絵だったりと少女マンガっぽい1枚絵も多用されていて、独特の読み心地。

ぜひ読んでみてほしいです。

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